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「うたまろ」新アルバム録音中 その1

プロデュースの仕事
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先日来、僕がかれこれ10年に渡って関わっているアコースティック・フォーク・デュオ「うたまろ」のアルバム・レコーディングがしばし続いています。

録音自体は至って順調。ですが、僕は現場回すのに忙し過ぎて、写真が取れてないので、他のスタッフの写真を拝借、、、、

まずは、「うたまろ」のマネジメント・チーフのFBから、、

フルハウスのホープ・エンジニア 山田貴希力
フルハウスのホープ・エンジニア
山田貴希力

写真に写っているのは録音オペレート中の山田貴希力。

この春に、フルハウス入社6年目に突中していきます。

最初のセッションはSKE48のレコーディングだっと思います。。当時はまだ音響専門学校の学生で、大人数のスタジオ・セットアップなどをアルバイトとして手伝ってもらいました。卒業後の正規採用からのアシスタント期間を乗り越え、ここ2年程は、もう殆どのレコーディング・セッションは彼に任せています。

そして、今回の「うたまろ」のアルバム・レコーディングも簡単な指示と希望のみを伝え、ほぼ9割方、任せています。

個人的にはトラッキングは大好きなので、僕がやりたいのですが、そうも言ってられません。CD作りには、曲選定、編曲、演奏から、その他諸々のあらゆる全ての事がのしかかってくるので、任せられる所はどんどん任せていかないと。

※トラッキング…マイクの種類や位置など、各楽器のサウンドのキャラクターを決めて、実際に録音しトラックに記録していくレコーディング行程の最も重要な部分の一つです。

基本的には「どうしても僕でなければ」とリクエストされる録音でない限り、トラッキングは100%彼に任せています。

そして、、、

もうフルハウスのサウンドの重要な部分を担うようになった山田ですが、これまでは基本的には、これまでの僕のクライアントを僕と彼とで手分けして、というスタンスでした。もう、十分以上に独り立ち出来る技術を身につけました。

録音だけでなく編集も、一つ一つ音程補正が必要な作品なども、もう何百曲と経験していますので。

東京から来たプロデューサーや作家さんらから、

「プロツールズの操作、早ぇ〜〜。東京でもこんな早い人見た事無いです」

という声を、沢山頂いています。

声にだしては「ありがとうございます」と言いつつ、心の中では「いや、負けないけど、、、」と思いつつですが(笑)

そんなわけで、まだ若い山田を、名古屋のアマチュアやインディーズ・ミュージシャンにも知ってもらい、スタジオを使ってもらいやすいように、先日、スペシャルなプランを考えました。

題して、

エンジニア 山田貴希力 特別料金プラン

夕方〜夜に破格の超特価で、録音を提供するプランです。

常にこの金額でやると、1月であっというまにスタジオ潰れますので(笑)、曜日・時間等かなり限定的にしてあります。
が、破格に最高音質でのレコーディングをして頂けますので、音楽活動をされている方は、是非、一度チェックしてみてださい。

上のリンクからWEBサイトが見られます。

うん、、大分、本題からそれました、、、

「うたまろ」の録音でした。。。。。

最初の行程は、ベーシックと呼ばれる、リズムセクションからの録音です。ドラム・ベース・ピアノ・仮ギターと仮歌を同時に収録していきます。

ピアノは僕が担当し、ドラム・ベースは今回は曲に合わせて何人かの方にお願いしました。

フルハウスではドラムの部屋、グランドピアノの部屋、ベース、歌とギターの部屋が全部分かれていますので、それぞれの部屋にマイクを立てて同時に演奏して録音していきます。

そして、ドラムとベース、ピアノはその場でテイクを確定していきます。


テイクを確定というのは、最初に1曲演奏して録音してくのをテイク1、2回目をテイク2とか言うんですね。大体、2~4テイクくらい録音して、一番良い奴を選びます。


何テイクかとって、良いテイクが取れたら次の曲へ、と進みますので、大体1曲1時間くらいで仕上げていきます。

ヴォーカルの小堀さんは1テイクしか歌いません。歌は、やっぱり色々とこだわって録音したいので、全部の楽器の収録が終わってから、集中力を高めて、後で重ねて録音します。こう言うのをオーバー・ダビングとか吹込みとか言います。

最初に一緒に歌ってもらったら、僕ら楽器メンバーは最初に録った歌を機器ながらバックの演奏を「もうちょっとああしてみよう」「こうしてみよう」と考えながら、数テイク録音していきます。

なので、1テイク歌って、あとはコントロールルームで聴いている小堀さん。の写真。

チェック中のコボリツトム

え〜〜、長くなりました、、、

また続く事にします、、、、

追記:次記事書きました

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TEL 052-884-7051
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