打ち込み音楽と生演奏、その2

こんにちは、岩崎将史です。

打ち込み音楽と生演奏の続きというわけではないですが、先日、生演奏の録音でした。専門的には「オーバーダビング」と言います。既に録音されている曲に対して、別の楽器などを被せて録音していく事です。

まずは打ち込みでアレンジ、デモ音源を作成

僕は作編曲の作業に大抵PCを使います。
MIDIとかシーケンサーなどと言います。良く「打ち込み」とも言われる作り方です。

写真のような感じで、MACで楽譜を作成すると楽器音がシンセサイザーにて再生されます。

LOGICでの作編曲画面

LOGICでの作編曲画面

そして、できた楽曲のサンプル、いわゆるデモ音源をクライアントへ送ります。
「こんな感じの曲で良い? テンポは? キーは? 尺は? 全部大丈夫??」
これらの重要な部分の確認を取ってから、本番のレコーディングに望みます。

最近のシンセサイザーの音はすごく良くなっていますので、クライアントによっては「これで十分ですよ」という場合もあります。とは言ってもやはり生には勝てません。そこで、できるだけ、生の音を被せて録音していくオーバーダビングを勧めています。

ポップスの編曲

今回は、とある編曲の依頼でした。

編曲の依頼と言っても基本的なアレンジや録音は既に出来上がっていました。

「ストリングスやブラスセクションを生にして超格好良くしたいっす」

というオーダーです。

ポップスの世界では、このようなオーダーが良くあります。それぞれを得意な人に任せる。餅は餅屋へ、ですね。半日時間とって楽譜とMIDIデータを仕上げて、いざスタジオへ乗り込みます。

ディレクション

編曲オーダーと同時に、ディレクターのオーダーも頂きました。ディレクターと言うのは、演奏者のブッキングをしたり録音の進行管理、ジャッジをしていく仕事です。正確に言うと「レコーディングディレクター」です。

僕は、予算に合わせて演奏者や人数を相談しながら、適切な録音方法を提案するように心がけています。
今回は、ヴァイオリンとヴィオラの2名。
本格的な物は、総勢で20名近くで録音するのですが、20名を雇うとなると大変。2名を被せるだけでも「打ち込み」だけよりも、サウンドは驚くほど良くなります。

今回の演奏は名古屋フィルハーモニー交響楽団(通称:名フィル)のバイオリニストの小泉 悠さん、そしてビオラは僕にとってはかなり年の離れた大学の後輩となります箕浦 理恵さんにお願いしました。

素晴らしい生演奏の「伊吹」と「感動」が、足されていきます。

打ち込みより生の理由

僕はいつも、大体1曲、1~2時間ほどのペースで1曲の楽器群の録音を終えるようにディレクションしていきます。

もちろん、曲の長さや各パートの複雑さにも寄りますが。

この生演奏の「伊吹」や「感動」を打ち込みで再現しようと思ったら、、、数倍の時間を掛けて様々なパラメーターを入力して、、、でも、、、

やっぱり生には勝てません。

 

ですので、

「打ち込みデータのブラッシュアップに、僕の時間(=ギャラ)を使うくらいなら是非、生で録音しましょう!」

と提案させて頂いているのです。

今回も予定どうり、1時間ちょいでストリングスセクションの録音を完了しました。

ブラスセクションのオーバーダブ

次に、ブラスセクションのレコーディングに入りました。
ホーンセクションとも言います。

ホーン セクションのオーバーダビング

ホーン セクションのオーバーダビング

いつもお願いしているメンバー、

トランペット渡辺勉さん、サックス山崎貴大さん、トロンボーン山本健人さん。

こちらも1時間ちょいで無事に終了。
難しいアレンジにも関わらず、見事に対応して頂けました。

まだ、今年も何本かお願いできたらと思っておりますので、皆さま宜しくお願い致します。

こんな感じで、日々、曲作りとレコーディングを行なっております。

 

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