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クラリネット&デジタルピアノ

音楽制作/楽曲制作
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こんにちは、岩崎将史です。

ブログ更新、しばらく日にちが空いてしまいました。

というのも、1年で1番忙しいと言っても良い師走のこの時期に、、、

風邪をひいてしまいまして。

仕事をずらしたり、キャンセルするわけにもいかず、

「仕事しながら治す」

をコンセプトにすることにしました。

さらに忘年会も重なるこの時期。

思ったように回復せず2週間ほどでやっと、本来の気力が戻ってきたという感じです。

気力というか、脳の力ですかね。

やる気はあるのだが、頭が追いつかない、、、

そんな12月の半ばを過ごしておりました。

クラリネットとデジタルピアノでの録音

さて、今週のとある仕事。

クラリネットとデジタルピアノを生演奏で入れたい、との依頼でした。

僕が非常勤で週1指導に行っている「名古屋音楽大学」の橋本 眞介先生にお願いしました。

オーケストラ歴の長い方ですが、スタジオ録音などの経験も豊富な方です。

録音終了後、601スタジオにて。クラリネット橋下眞介さん、デジタルピアノ岩崎将史、録音エンジニア阿部 峰久さん。

僕の今回の仕事は、生録音用の楽譜書きと、ディレクション。

そして、デジタルピアノの演奏。

デジタルピアノって?

岩崎将史、録音中

音色が「DX系の明るいデジタルピアノの音が良い」というオーダーでした。

と言っても、シンセやキーボード触る人じゃないと分からんすよね。

何が良い例あるかな、、、

僕の世代だと、ディズニーのアニメ「アラジン」が大学生の時に公開だったのですが、

その時のテーマ曲「A Whole New World」とかが、

生ピアノでもなく、エレクトリックピアノ(通称エレピ)でもなく、

いわゆる「デジタルピアノ」として印象に残ってる曲の一つですかね。

本編じゃなくて、

“Regina Belle” と “Peabo Bryson” が、

歌っているテーマ曲の方です。

エレピとデジピ

「エレピとデジピって何が違うの?」

これもシンセやキーボーディストじゃないと「意外に知らないかも」

と書いてて思いました。

グランドピアノ

サクッと分類、というか登場の経緯を説明すると、

もともとはグランドピアノってのがありまして、

書くまでもないとは思いますが、

岩崎将史が建築音響設計協力。グランドギャラリー社ショールーム

こんなのですよね。

音は素晴らしくても、大きくて重たくて、移動させたり狭い部屋で使うには難あり。

ってことで。「アップライトピアノ」が登場。

アップライトピアノ

で、1950年代後半になると、少しづつ音楽がエレキギターなど電気楽器を使うジャンルが増えていき、

そうするとグランドやアップライトなどの生ピアノだと、コンサート会場で音量的に負けてしまう。

ということで、エレピが登場します。

エレクトリックピアノ

僕が持っているの「Fender Rhodes」がその代表格。

すっごい古い動画ですが、これで僕が弾いているのがそうです。

最後の方にソロがあるので、それが分かりやすいかな。

楽器の蓋を取ると、こんな感じで、

Fender Rhodes

鉄の棒が付いてて、それを鍵盤のハンマーで叩き、その振動を電気で拾って音にする、という楽器です。

生楽器のような、電気楽器のような中間的な存在。

これの欠点は、、、

重い。そして、調律が必要。

「音量以外の生ピアノの問題とおなじやん」

ということで、

最後にデジタルピアノ。

デジタルピアノ

僕の持っている現行だと、

ヤマハのP250。とっくにメーカーはディスコンですが、ギリ現役で使ってます。

いわゆる「電子ピアノ」という分類の楽器。イコール、デジタルピアノ。

今でこそ、このP250などの電子ピアノは「グランドピアノ」の音色を録音したものが使われていて、とてもリアルですが、

1980年代たと、そういう技術も弱く、シンセサイザー的に「ピアノっぽい」音を無理くり作って出していました。

全然、ピアノには似ても似つかぬ音色ですが、

「これはこれで良いじゃん!」

ということで、1980年代は多くのヒット曲でも活躍していたという。

で、今回はP250持ち出すのも重いしでかいので、

Nord Electro 4HPを持ち出しました。

Nord & 岩崎将史。あ、マスク取り忘れてる、、、、

こいつは本当に便利。

音も良いのだけど、小さくて軽くて、ピアノタッチ。

唯一の欠点は、このNordというメーカー、色が赤しかないこと。

僕は、モデル違いで3台、持ってるのですが、全部赤。

「常に気分はクリスマス」

です。

せめて黒くらい選べると、なお良しなのですが、、、

橋下さんと打ち合わせ中

ということで、無事に録音も完了して、次の仕事へそそくさと、

という今週のある日でした。

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