OKB「Shall We」の編曲【アレンジ】

サウンド・プロデュースの仕事

おはようございます。
岩崎将史です。

むか〜し、むかしに携わった楽曲の動画が公開されていました。

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OKBイメージソング「Shall We」の編曲など

OKBイメージソング「Shall We」ミュージックビデオ【OKB大垣共立銀行(グループ)公式】
OKBイメージソング「Shall We」

OKBイメージソング「SHall We」という曲です。

編曲、演奏、ディレクション、レコーディング、ミックス、マスタリングなどなど、作詞作曲をのぞいた音楽とサウンドの全てを担当させていただきました。

OKBとは?

OKBという会社のイメージソングなのですが、岐阜の人には、かなり馴染みがあるようです。
大垣共立銀行」のイニシャルです。

KBという会社のイメージソングなのですが、岐阜の人には、かなり馴染みがあるようです。
「大垣共立銀行」のイニシャルです。

僕は名古屋在中なので縁はないですが、有名な銀行です。

今回は、業界のベテラン作曲家兼プロデューサーの方から相談を頂きまして、編曲、演奏、録音、ミックス、マスタリングなどなどの、音源化の部分をお手伝いさせて頂きました。

僕にとっては大先輩世代に当たる方です。

今日は、制作当時を思い出しつつ、編曲について書いてみようと思います。

編曲作業

編曲オーダーの時は大抵、以下のような手順で作業してます。

  1. 歌詞付きのメロコード譜の作成
  2. コード・機能などを点検し、必要があれば最低限一部手直し
  3. イントロ、間奏、エンディングなどを作曲してメロコード譜を構成譜にアップデート

ヘッドアレンジは半分できてた

この辺までの状態をざっくりと「ヘッドアレンジ」と呼んでいます。
ピアノなどの楽器1つでこれらの作業を進めていきながら、頭の中でドラムやベース、ストリングスなど他の楽器を鳴らしている状態です。

この段階は全体のMIDI入力したり実際に音にしたりはしません。

それらの楽器のデータを入力すると、その作業で作業工数を奪われてしまいます。
この段階でフォーカスしたいのは、そういう部分ではないので、まずヘッドアレンジできっちりと構想、構成を固めます。

大切なのは、歌の歌詞やメロディー、そして歌手の音域や声の特性を、リスナーの心理の流れをどうコントロールしていくのか。
少しづつ堀すすめながら全体をクライアントに確認してもらいながら進めていきます。

今回、このヘッドアレンジ的な物の半分は作曲家の方で既にできていました。
イントロからエンディングまでの流れやコード進行、イメージのあるフレーズなどなど。

僕の方はそのイメージを出来るだけ壊さないように、最終アレンジへ進める前の土台作りからはじめました。

歌詞付きの構成譜の作成

土台作りの最初は「歌詞付きメロコード譜」なのですが、今回はクライアントより提供頂きけました。
が、僕は毎回、新たにLOGIC pro X に入力し直しています。

なんでかっていうと、僕が歌ものの編曲で大事にしていることが、「楽譜に書き込まれた歌詞を見ながら編曲する」からなのです。

歌手がどのように歌いたいのか、呼吸をしたいのか。
言葉によって音価やニュアンスは変わってきます。
そうした歌の機微を最大限に活かすアレンジを、常に目指したいからです。

わざわざLOGICに入力する必要はなさそうに感じるかもですが、僕は常に縦画面でフルスコアを見ながら、縦の関係を常にベストにバランスさせたいので、画面1枚で「全てが見えてる」ってことが重要なんです。

音だけでも作業自体は可能ですが、見えていた方が作業が早く確実

分厚いバックグラウンドボーカルのハーモニー

そして、今回は大サビに分厚いバックグラウンド・ヴォーカルにしたいと言うのが作曲家兼プロデューサーからのオーダーでした。

ですので、次にハーモニーのパートを書き込んでいきました。

この段階でもし歌詞が楽譜に書き込まれていないと、言葉がどこで途切れて、何をプッシュするのかなどの判断がパッと瞬間で判断できないので、楽譜に歌詞を書き込んでいる事はとても重要です。

あと、先に上物アレンジを固めすぎてしまうと、BVハーモニーのスペースが無くなってしまい、ミックスで「BVハーモニーが埋まって聴こえない。音量上げても聴こえにくい」という自体になってしまいます。

しっかりと優先順位をつけて、大事な物から配置していけば、そこそこのバランスと最低限の楽器数で十分に広く聴かせられます。

ハーモ二ーアレンジは事前に

スタジオに入ってからハーモニーパートを考える、というプロデューサーもよく居ます。
録音エンジニアとして仕事をオーダー頂いた時に割とあります。
ディレクターが「さて、コーラスどうしようか〜?」と。

が、僕的に「贅沢やな〜」というか「もったいないなぁ」と思います。

理由は、いくつかありますが、主に予算面とクォリティ面で。

クォリティ面は先ほど書いたとおりです。

時間に関してですが、多くの場合、ヴォーカル録音は1~2時間で終わります。
稀にすごい時間かける人の話も聞きますが、僕は過去10数年、歌録音に何時間もかけるような案件に遭遇したことがありません。
アマ、プロとか上手い下手とか関係なく、どんな人でも大体それくらいで録りきります。

それよりもハーモ二ーの方が、パート数が多いと時間がかかります
事前に楽譜や音資料を歌手に渡しておいて録音すると1時間で終わるとしたら、スタジオに入って考えながら指示しながら練習しながら、だと3倍、4倍もの時間が必要になる場合もあります。

ということで、基本的には事前準備推奨です。

今回の「Shall We」は歌手がとても上手で絶対音感もある方でしたので、渡して置いた楽譜を見ながら2テイクづつくらいでサクサクと進みました

ギター以外は全て打ち込みで

今回はギターと歌以外は全てLOGIC pro Xに打ち込んでサウンドを作りました。
かなり前なのではっきりとは覚えていませんが、ドラムはまだBFD1とかじゃなかったかと思います。

今、聴くとBFD3の方が良いので、差し替えたい、、、、(笑)

アコースティックギターは今回の作曲家の専門楽器ですので、弾いて頂きました。
エレキギターは林剛史さんにお願いしました。

では、今日はこの辺で。

音楽制作ならフルハウス

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