東京の雪、脆弱性??

こんにちは、岩崎将史です。

 

今日は北国だけでなく、関東、関西でも大雪みたいですね。

ここ名古屋は雪の気配はなく、1日雨でした。。

 

SNSのタイムラインなどでは、東京の友人達が「帰宅指示がでた」とつぶやいたりしているのをいくつかみかけました。

大変ですね。

 

そんな中、気になったのが、名古屋や雪国の人の、

「東京人、弱すぎだな」

ってコメントなどが多かったことです。

 

まあ、別にバカにして言っているワケではないは、理解していますが、

「雪で業務が止まる」=確かに脆弱ですが、

ただ、

「名古屋や東北ではこれくらいの雪で帰宅指示なんかでないぞ」

ってのとは、状況が全然違うぞ、と。

 

東京が弱いのは、別に、名古屋より人が弱いわけでも、システムが弱いわけでもないと思います。

 

帰宅指示が出る理由は、

「公共交通機関が予定通り動かなくなる」

というのが一番大きな理由の一つかと思います。

 

総務省の労働人口ランキングを見てみると、

  1. 東京都 6,387,474
  2. 神奈川県 4,400,199
  3. 大阪府 4,145,618
  4. 愛知県 3,873,429
  5. 埼玉県 3,716,285
  6. 千葉県 3,089,184
  7. 北海道 2,701,824

という順番。

いわゆる東京圏で、1千600万人です。

名古屋なんで、400万人いません。

三重県と岐阜県はもっと少なく、順位も下の方なので、加えたとしても比率は大き変わりません。

 

もちろん全員が電車で移動するわけではないですが、ざっくり4倍違います。

これだけの人のほとんどを、夜の帰宅ラッシュ時間に運搬しなければいけないわけです。

 

僕は普段は地下鉄通勤ですが、10分に一本しか来ません。

10分あったら3~4駅移動しています。それくらいの車両間隔です。

 

東京のラッシュは1~2分で次から次へときます。

それでもあの、混雑。

電車が出る頃には、もう次の電車が近くで待ってます。

東京出張の度に、乗り物酔いする僕は、

「東京住むの無理だ〜」

と思わされます。

電車に乗って立っていると、まずダメなんですよね。

 

鉄道は、

雪が降ると、近くでは止まれない。

間隔も開けなければいけない。

まあ、車も一緒ですが。

 

もし、単純に、スピードを20%落とさざる負えなくなったとしたら、、、

 

名古屋市内はスピード落としたところで、車両と車両の間の3~4駅が2~3駅に詰まるくらいで、本数減らさなくても時間あたりの輸送可能人員はそんなに変わらないんだと思います。

 

かたや東京は電車感覚がギチギチですので、20%スピード落としたら、時間あたりの輸送人員も単純計算で20%減る。仮に労働人口、1千600万人のうち半分が電車移動として、800万人。仮に20%遅延減便になったら160万人が帰宅困難者というおそるべき数。
(ちなみに首都圏の、鉄道利用者延べ人数は平均1,300万人/1日ほど見たいです。)

 

仮に取り残された、予定とは違う160万人の一夜の飲食料とかって、絶対に賄えないですよね。

むしろ物流も遅延するから、余分どころかいつもの人員分すら確保するのも怪しい。

 

なので、「早めに帰宅」って指示は別におかしいとは思わないんですよね。

僕が名古屋じゃなくて都内で経営者してたら、同じように判断してるかなと。

一晩、食事もなく会社で過ごされたら、次の日は仕事にならないです。

それなら、半日早く返しても次のきっちり仕事できた方が効率が良い。

名古屋でも特に、三河とか岐阜方面から来てる人は、名鉄やJRはよく止まったり遅延するので早めに帰らせるようにするときも、割とあります。

 

なので僕は、

「東京が脆弱」

ってのは、結果としてはそうかもしれないけど、

逆にいうと、東京は、

「平時には名古屋じゃ北国では考えられないくらい、尋常じゃないすごい回し方をしている」

と思っています。

 

別に名古屋人がタフなワケでも、システムが洗練されているワケでもない、と。

 

ただ、そんだけ弱いのに、今も兎に角、関東は人口増。

都内にいるのが一番仕事になる。

ってのは、昔から???です。

 

といつつ、昨年も僕の仕事の多くは東京からの発注なので、

「名古屋じゃない方が良い?」

と思う日々は多くあります。

 

「雪で仕事が止まる」

ってのは、仕方ないけど、どんどんそうなって言って、本当に良いのかな。

 

そんな事を考えた、本日、雪の降っていない名古屋での1日でした。