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Split BoB 活動終了【なんでなんでなんで】レコーディング【YouTube MV】

スタジオ・レコーディングの仕事
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こんにちは、岩崎将史です。

先ほどTwitterのタイムラインにSplit BoBというバンドの活動終了のコメントが流れてきました。

レコーディングを担当させて頂いたことのあるバンドということで、活動終了は残念ですがメンバーの今後を応援します。
当時はめっちゃ仕事が忙しくてブログに書けていなかったので、今更ながら少し書きます。

Split BoB「なんでなんでなんで」Music Video【YouTube】

レコーディングしたCDの1曲がミュージックビデオ(MV)になっていてYouTubeで聴けます。

2016年リリースCD「オヒレフシメ」のレコーディング

「なんでなんでなんで」は2016年にリリースされたCD「オヒレフシメ」に収録されています。

レコーディングオーダーを頂きCD全曲のレコーディングをがっつり担当させて頂きました。

Apple Music

スタジオはもちろんフルハウスです。

ドラムテックを入れてのドラムレコーディング

ドラムサウンドに妥協をしたくない、ということでドラムテックを入れてのレコーディングでした。フルハウスのドラムではなくテクニシャンに楽曲に合わせたドラムを選定し持ち込まれました。

キックにはNS-10Mを改造したサブキックを使用

YAMAHAのモニタースピーカー「NS-10M」のウーハーを改造した通称サブキックと呼ばれるマイクをカスタムで作成して持ち込んで頂きました。
とても重心の低い迫力の低音をレコーディングしています。

Eベースには、チューブ式のDIアップ、Manley Dula Monoを

フルハウスのスタジオに設置されたManley Dual Mono
フルハウスのスタジオに設置されたManley Dual Mono

Eベースはあえてラインのみでレコーディングしました。
ラインのみというのはシールドをベースアンプは使用せずにレコーディングする方法です。

岩崎
岩崎

メッセージアプリのLINEではないぞ

Manley Dual Monoは、Tube式で低域の粘りが出て自然なコンプレションがかかります。
そして中高域にはほのかにサチューレションが足されますので、良い感じで前に押し出される感じになります。
マイクプリアンプではありますが、EベースDIとしてとても好きです。

ただし残念なことに既にディスコンになっています。
販売代理店で聞いた話では、こだわりすぎて利益なさすぎて廃盤にしたとか。
その際に慌てて数台を購入した人もおりました。

検索して見たらAMAZONにはまだ在庫残ってますね。
リンク貼っておきます。

EギターはMarshall 800 やら

Eギターはアンプは定番のMarshall JCM800。
そしてKEMPERのアンプシミュレーターなどを使いました。

Marshall JCM800は、

  • ダイナミックマイク SM58
  • コンデンサーマイク U87Ai / AT4050
  • リボンマイク R-121

これらの組み合わせでレコーディングしました。

KEMPERはこのレコーディングセッションで初めて使ったのですが、すごく音がよくてびっくりしました。
1台でこれだけできてしまうと、本物アンプが…。

ボーカルはU87Ai + ISA115HD

ボーカルはいつもの鉄壁の組み合わせです。
NEUMANN U87AiにISA115HDマイクプリの組み合わせ。
この組み合わせは散々検証してきていて、以前にも記事を書いてます。

最後のワンマンライブのスケジュール【応援】

Split Bob Yuriさんの元ツィートを見ていただければわかりますが、最後のワンマンライブがあるようです。

  • 11月2日 東京 渋谷 eggman
  • 12月13〜14日 岡崎 CAM HALL

オフィシャルWEBサイトのリンクも貼っておきますので、詳細などよければご確認ください。

Split BoB officialwebsiteより

では、また。

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